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憑神

e0117898_17571764.jpg日本から戻ってくる直前に公開になった映画「憑神」。
原作が浅田次郎ということならば、ぜひとも観なくてはいけない映画ではあります。 

なんて、友達に聞くまではその存在すら知らなかったんだけど。結局、公開日くらいに知ったので、機会を持てずそのまま帰路へ。

とてもいい映画だと聞くと「そりゃそうでしょ、浅田次郎だもん」と思いつつ、気になってしょうがない。(笑)


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飛行機の中でも、悶々とするのが目に見えていたので、成田空港でチェックイン後、即行で書店に駆け込み、小説「憑神」を購入!やった~!


案の定、機内では浅田ワールドに引き込まれ、思わず声を出してわらったり、涙ぐんだり、寝る間も惜しんで読みふけった。

時は幕末。運に見放されたかと思われる一人の武士が、ある日の夜、酔っ払った挙句、うっかり間違った神頼みをしてしまったせいで、神は神でも災いの三大神に憑かれてしまうという、なんとも情けないストーリー。主人公の別所彦四郎の人柄の良さときまじめさと、この物語には欠かせない彦四郎を慕う小文吾の存在、周りを彩る江戸の情景、人々がなんとも想像するに愉快。しかも、この貧乏神、疫病神、死神のキャラクターがどれも最高なのである。そしてその誰もが彦四郎の人柄に触れて、彼を守ろうとしてしまうあたりが、この主人公の人格の素晴らしさを物語っているんですね~。

映画では妻夫木くんが彦四郎を演じているらしいじゃないですか。想像しながら読んでみましたが、本当にぴったりです!。あとの出演者は知らなかったけど、予想しながら読んだらだいたい当たった!すごいキャスティング。

クライマックスでは、これもまたある意味、「ラストサムライ」だな、と思わせる一人の武士の“生き様”を観させて(読ませて)いただいて、思わず涙が・・・。
情けない立場にいたはずの彦四郎、最後は崇高なまでにかっこよかった!!!

浅田次郎はやっぱり天才。


あ~、面白かった~!映画みた~い!!!
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by turquoise_ring | 2007-07-25 18:25